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-----------広島eマガジン
VOL.837
12.20-----------------
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*禅の真髄は実をいうと日本流メンタルトレーニング
一昨日に紹介した広島市出身の高畑好秀さんの新しい本「メン
タル革命」(河出書房新社発行・1,300円+税)の最後の章・第5章
「メンタル革命 番外編―メンタルトレーニング実践のための座右
の銘/自分を見失わないためにも座右の銘を持とう」(208頁から
212頁)に、興味深いものがあったので、ご紹介したいと思います。
「ここで紹介するのは、禅の言葉である。今までお話ししてきた
メンタルトレーニングが西洋的なのに対して、禅は東洋的なもの
だから、なぜここにきて禅なのかと思う方もいるかもしれない。
しかし、禅の真髄は実をいうと日本流メンタルトレーニングとも
考えられるのだ。古来の日本は文字どおりの真剣勝負の世界が
あった。剣で殺すか、殺されるという世界は、当たり前だがスポー
ツの勝敗、ビジネスの成功・失敗とは比べものにならないくらい厳
しい世界である、
殺すか、殺されるかの究極の闘いを前にして多くの剣術家たち
はどうしても自分の心の弱さを認めなくてはならないことになる。
それは宮本武蔵とで同様だ。そうした彼らが自分の心と対峙する
一つの方法が禅であったといえるだろう。」
(それから、書かれていた禅の言葉はいくつか、列記します)
・一体に何のために生きているのか、ふと感じる瞬間がある。本
物の自分とは何者だろう。禅は言葉でそれに答えることはない。
しかし、内なる知恵を導き出してくれる。
・あれやこれや為そうと考えず、仏の姿のままに、ただひたすら
に坐る。ふと、がらんどうになってしまった心に、ありのままの自
然が飛び込んでくる。「ただひたすらに」が重要なのだ。
・「仏に逢えば仏を殺せ、祖に逢えば祖を殺せ」。これまで身に
まとってきたものすべてを捨ててしまえ、という。何ものにもとら
われず、縛られず、執着せず、たった今、ここにいる自分こそが、
真実。
・景色には同一なものはなく、人間はさまざまな思いに振り回さ
れている。「驚くことはない。素直にいただけはいいのだ。生きる
とは精一杯に生き、死ぬときは死ねばよい」、あるがまま―禅は
そう教える。
・仏道を習うとは、自己を習うことである。自己を習うというのは、
自を忘れることである。自ら自身を観よ。仏は内にあることを知
れ。外に向かって尋ねず、即心即仏。
*西洋式のメンタルトレーニングを日本に広めてきた高畑さんが
見出したのが「禅の言葉」。折りしも、ハリウッド映画の「ラスト・
サムライ」がヒットしています。
確実に日本(和)が見直されようとしています。そんな中、メン
タルトレーニングの最後の締めくくりが「禅の言葉」というのは、
これもまた、重要な流れ(マッチング)なのかもしれません。
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