=======================================================
--------------広島eマガジン VOL.466  12.10----------------
=======================================================
*不況業種の中で、株式公開基準に達している松山の超ビッグ企業

 昨日、松山市の株式会社ジョー・コーポレーションの中岡成起専務
さんの講演を聞く機会があり、こんな凄い企業が地方都市から成長
している現実を見て、大いなる勇氣をいただきました。

http://www.jowcorp.co.jp/
のホームページ、各種統計、売上高・経常利益伸び率には下記のよ
うに記述されています。
 「現在からさかのぼること14年前、昭和62年度のJOWの売上高は
約8億円でした。平成11年度には100億円企業の仲間入りを果たし、
12年度は130億円を突破しました。対前年度の売上伸び率は、約24
%UP。平成9年度から毎年2桁成長を続けています」。この不景気の
中、しかも不況業種の建設業で、株式公開基準を達成している超ビ
ッグな企業なのです。その成功の秘訣を講演の内容から、紹介させ
ていただきます。

・社員を幸せに出来ないのは社長のせい、という思いからスタートし
ている、お客様に自慢していただけるような会社にしようと思った。

・理念をとにかく徹底している、この理念に合わない社員は、どんな
に優秀な営業マンでも辞めてもらった。社長は方針とか、信念に真
剣で、いつも有言実行。多くの社員が尊敬しており、それがJOWの
強さになっている。

・不可能を可能にしてきたのは、社員の愛社精神の賜物。それを作
り上げたのは社長で、毎晩会社で社員を飲んで、常に夢を語ってい
た。社長は社外のコミュニケーションよりも、とにかく、社内のコミュニ
ケーションを大事にする人。社員と語り合った方が、会社は良くなる。
私は、社長を日本一の社長、1,000億企業の社長にするのが夢。

・請負業では儲からない。自分で商品を探すために、お金も使ったし、
時間もかけたし、全国を飛び回って探し続けた。そして、地場の工務
店でもメーカーになれるということを教えてもらった。

・銀行がお金を貸してくれずに困ったが、それでも救う神は存在した。
本氣で企画書を書いて情熱を持って、夢を語って、融資がついた。人
間というものは、情の動物であり、決して諦めない姿勢が重要。その
ときに企画書、事業計画書は絶対に必要。それを持って、あとは情熱
を持って、本氣で伝えること。情熱があれば、大抵のことはクリアでき
る。

・質よりも、とにかく量をこなすこと。量していたら、必然的に夜が遅く
なる。そうすると、優秀な人と時間を共有し、そこでいろいろなことが
勉強できる。営業マンにとって大切なことは、人よりも沢山人に会って、
人の話を聞いて、沢山プランを提供すること。決して、ウルトラCはあり
えない。

・組織としては、夢中になって、没頭して、時間を忘れて仕事をする人
をどこまで、育てることができるのか。JOWは、24時間365日クレーム
対応できるようになっている。1月1日午前11時にクレームが発生した。
現場監督は40分で、私達は1時間で現場に駆けつけた。その姿勢が
評価されて、大きな受注金額をいただいた。

・最終的にまじめな奴が勝つ。これからの厳しい社会の中で、並では
生き残れない。お客様に対して価値を継続的に提供出来ないとダメ。
生き残る会社とは、お客様に選ばれる会社、それは常に付加価値を
提供する会社のこと。

・社員教育とは、人生哲学を教えること。いかに社員に幸せになって
もらうのか、いかに生きるのかを教えること。私達の人生哲学は、仕
事を通じて、自分を高め、多くの人を喜ばせ、ダイナミックに生きるこ
と。人のために、尽くしている姿に感動がある。

*とにかく、講演、そして質問、その後の懇親会などで、常に成功体
験を一生懸命話される中岡専務さんの姿に大いなる感動を覚えまし
た。中岡専務さんの凄さは、下記のプライベート・ホームページでも
十分味わえるのではないかと思います。地方都市でも不況業種でも
中小企業でも、こんなに素晴らしい企業に成長することができるとい
う現実があります。

http://www.image-up.ne.jp/jow_nakaoka/

 最後に、中岡専務さんが盛んに話していたキーワードは「ベンチマ
ーク」。指標とかの意味だと思いますが、自社のベンチマークを常に
意識してきった結果が、いまのジョー・コーポレーションとなりました。
これから、訪れる本当に厳しい日本経済の中で、自社あるいは自分
のベンチマークを常に意識して、一生懸命仕事をしていくことがある
意味では全てではないかと思います。