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---------------広島eマガジン
VOL.458
12.2----------------
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1、ポストイット開発秘話、失敗と自由なコミュニケーションが必要
2、エンジェル税制
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1、ポストイット開発秘話、失敗と自由なコミュニケーションが必要
本日、ホテルグランヴィア広島で「ひろしま発グローバル産業づくり」
シンポジウムが開かれました。まずは「大学改革の下での産学官連
携」をテーマに、広島大学長の牟田泰三氏が基調講演をされました。
初めて知ったのですが、大学改革は、日本だけでなく、アメリカとイ
ギリス以外の国でいままさに進行中で、中国は2年前に、国立大学が
法人化し、日本は2006年予定ですので、4、5年日本が遅れている形
になります。笑い話ですが、以前は学長・副学長等による表敬訪問の
際に、よもやま話というか、話題を探すのが大変でしたが、いまは大
学改革の話で時間がむしろ、足りないぐらいになり、大学改革は世界
中の大学関係者にとって重大関心事になっているそうです。
続いて、パネルディスカッション。マツダ株式会社常務執行役員の
井上等氏は、「今後、モジュール化(*かつては部品を単体で調達
していたが、いまはある程度のユニットとして調達するようなもの)
をすすめていき、広島発のグローバル生産方式を確立したい。小さ
い部品は海外でも、モジュール化した大きい部品は、輸送コストも
関連するので、地場企業に求めていく」
ホーコス株式会社代表取締役社長の菅田秦介氏は、「いま一番
重要なのはイノベーション。自らが変化を求めていく企業のみが、
元氣になれるし、マーケットを広げていくことができる。新しい技術、
新しい材質、新しい商品、そして全く新しい販売方式など、個々が
イノベーションを求めてやっていくことで、その会社が救われる」
パーキテック株式会社取締役社長の吉田哲夫氏は、「お魚がい
ないところでいくら釣りをしても、釣りにならない。私達は規制強化
と規制緩和、エネルギーと環境をテーマに展開してきた。いまは
規制、エネルギー、環境、どれも重要なキーワード、逆風と言われ
るものが、実は順風になっている。
広島に関して言えば、これからは、下請的な受注だけでなく、折
角の技術を生かすためにも、1社もしくは共同でも最終製品あるい
は最終製品に近い製品づくりが必要だと思う」
最後の方で、広島大学長の牟田泰三氏に、面白い話を聞きまし
た。私は読書をする際、ポストイットは必須なのですが、あれは、
スリーエムが開発したもので、聖書を読んでいたときに挟んでい
た栞(しおり)が飛んで困っていた人と、つっくかない失敗作の糊
(のり)を作ってしまった人が、自由な時間に自由なコミュニケーシ
ョンの中で、ポストイットは誕生したそうです。
そういう意味では、失敗も非常に重要で、その失敗のデータベ
ースもまた、重要な役割を果たすのではないかということも確か
に言えますね。
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2、エンジェル税制
本日の中国新聞のこの「エンジェル税制」について、いい記事が書
かれています。ちょうど、エンジェル税制改正に向けて、東京の関連
団体からの意向もあって、その概要を広島のある国会議員の事務所
に持っていったのが先週の金曜日。そして、本日の記事、上記のシン
ポジウムでその記者に会って、そのタイミングの良さを伝えました。
その記事中で、税理士の光広昌史さんが「大胆な税制改正も必要」
とコメントしていますが、エンジェル税制がすべてではありませんが、
本当に日本経済をどうすれば、活性化できるのかを考えて、しかもそ
れをベンチャー企業に期待するのであれば、いまのエンジェル税制で
はとてもその機能を発揮しないので、是非とも、大胆な税制改正は、
本当に必要だと思います。
この中国新聞の記者は、前回、ベンチャー関連イベントで会った際
に、広島エンジェルズ・インベストメントの記事を書いて欲しいとお願
いした際には、「離陸したタイミングに記事が書くのが効果的」と言っ
ていましたが、今回のまとめ方は、さすがに優秀な経済記者だなあ
と感心した次第です。
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