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---------------広島eマガジン
VOL.421 10.26---------------
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*地域通貨の目的は、地域の能力・可能性を引き出すこと
昨日、広島市中区八丁堀の幟会館で「第96回酒おこしまちおこし
研究会」が開かれ、オレンジページ・心地いい暮らしがしたい編集
長の山本洋子氏と、ゲゼル研究会の森野栄一氏のスピーチがあ
りました。
山本氏は、食べ物には、体を冷す陰の食べ物(バナナ、コーヒー、
砂糖など甘いもの)と、体を温める陽の食べ物(肉や魚など)があり、
それぞれ、地球の熱帯地方は陰の食べ物を、エスキモーなど寒い
地域の人は陽の食べ物を食す。日本は、ちょうど中庸であり、穀物
と玄米を食べるのが一番いい。
それと、「身土不二」(体と土地は二つに離れているのではなく、
密接な関係がある)、「一物全体」(魚も肉も一部分だけを食べるの
ではなく、頭から尻尾まで食べるのがいい)、そしてそういう意味で
魚はちょうど手のひらサイズの大きさのものを食べるのがいいとか、
日本人の食の基本について、話されました。
森野氏は、1999年NHK BS1特集「エンデの遺言」の番組に参加、
多くの著書や論文を発表し、町づくりのアドバイスや、地域通貨の
普及に努められている方。(ちなみに、エンデとは、モモやネバー
エンディングストーリーの作者であるミヒャエル・エンデのことで、
現代社会の経済システム、環境エネルギー問題などについてさま
ざまな「意識変革」の必要性を訴え続けた人)。
森野氏によると、地域通貨の目的は、地域の能力、可能性、生産
力などを引き起こし力であり、地域が地域として連携、会議をして、
お互いの顔を合わせたり、議論したりして、いろいろな意見交換する
ことで、新たな何かが生み出されることも大きな目的であると発言。
それと、日本の問題は「幽滞(ゆうたい、ちゃんと社会に活かされて
いない人材のような意味かな)だらけ」とのこと。幽滞を抜くこと、抜く
とは選抜すること。特に都市部は人材の宝庫なのに、それが活かさ
れていないことが、日本がいま、非常に良くない点であると言及。
それから、最後に言っていた近江商人の話も面白かったです。
近江商人は「三方よし」というそうです。三方とは、売り手よし、買い
手よし、そして、世間よしの三方をすべて気にするそうです。他にも
「地産地商」(地元で生産された物を地元で販売すること)など、多
くのキーワードを話されていました。
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