HIROSHIMA NET MAGAZINE 11/2
ライフ・レポート その22
認識することの重要性
非常に面白い本に出会いました。そして、その著者二人と話をして、いろいろな
意味でとても明快な答えが出ました。今回は、その本の紹介をしたいと思います。
書名は「性格力を鍛える」で、三雲薫さんと坂戸康之さんの共著となります。発行
は、すばる舎で、価格は1400円ブラス消費税。ちょっと長くなるかもしれません
が、あとがきから写させていただきます。
まずは自分を知ることが大切です。そうすれば人を知ることができるようになり
ます。そしてやがては自分ではよくわからなかったこと自分の仕組みがわかり、人
の心の仕組みがわかり、そして世の中の仕組みがわかります。そうすれば自分に合っ
た成功の方程式を作ることができるのです。
そうすれば成功は向こうからやって来ます。あなたの目指している目標に到達し、
目的とするものが手にできます。
そう、成功するまで明るく前向きに計画を立てて、情熱を持ってやっていくあな
たがいれば、上手くいきます。でも駄目だったら、生まれ変わってもう一度この宿
題をやればいいや、というぐらいの気持ちで一生懸命やりましょう。
三雲さん、坂戸さんとお話ししながら「分析すればするほど、広島の経済は今後
ますますどうしようもない状況になることが明確になりませんか、怖くはないので
すか?」と質問したら、「確かにそうですが、まず知ること、認識することが何よ
りも大事です」という返事でした。
このお二人の言葉のはしはしに、ヒントというか、これから何をどうすればいい
のかという指針がとにかく、多かったのはびっくりしました。彼らが言っていたの
は、適材適所ではなく、適所適材なのだということ。会社はいま、本当に厳しい状
況です。この難局を取り超えるためには、その人をどのポジションでいかせばいい
かというより、会社という組織の中で、重要なポストがいくつかあります。その重
要なポジションを担える人材を性格分析テストを元に探し出すべきだとのこと。い
ま、日本全体が空洞化に陥っている。その要因は、人が夢や希望を無くしているた
め。虚無がどんどん支配しようとしている。そして、もうとにかく、やるしかない、
行動するしかないとのことでした。
認識ということですが、私は最近、年金のこととか勉強し始めました。これから、
年金の支給開始の年齢は引き上げられ、将来的には65歳支給開始となります。昭和
36年生まれ以降は65歳まで完全に年金ゼロ。60歳も超えても、仕事があれがいい
のですが、いまや40歳からリストラに合う時代、果たして50歳代にも、ましてや
60歳代になっても、仕事をし続けるのは難しいのではないかと思われます。仮に夫
婦で月に30万円かかるとして、年間で360万円、それが5年間だとしてこの60 歳
の段階で、1,500万円の蓄えが必要となります。
そして、それ以降も年金が減少する分、蓄えで補充していかなければなりません
から、月10万円で年間120万円、それが10年で1200万円、20年で2400万円、
仮に80歳まで生きているとして、4,000万円ほどの蓄えが必要となってきますが、
私達のような普通のサラリーマンが、今のようなペースで仕事をし続けて、果たし
てそんな大金を手に入れることができるでしょうか?
私達はもっと知れなければならないこと、認識しなければならないことが沢山あ
ります。そして、自分の性格に合ったやり方で何かの成功を手にしなければ、明る
い未来は待っていないと思っています。