HIROSHIMA NET MAGAZINE 5/18

パッチ・アダムス

 みんな、大笑いしたとか、笑いで病気を治すとか、 とかく笑いばかりがクローズ
アップされる映画です。 確かに大笑いしましたが、それ以上に私は泣いたと思いま
す。 私にとっては、感動の泣き笑いの映画でした。 まさに人生、泣き笑い。

 この映画の中での「死」の捉え方はかっこ良かったです。 死を恐怖の対象として
だけでなく、いかに生を高めることによって 死を受け入れることができるか、医療
の現場ならではの崇高なテーマを 本当にかっこよく表現しています。 しかも、現在
する人物の本物の物語。 一説には、本人はもっと過激で、あんなものではないと言
われています。 でも、その彼のもとに、多くの医師が殺到している現実は、 人間
って、やっぱり優しくて、暖かいものであるという証しでもあります。

 人は人でしか、救われないと思います。 医師と患者、どちらが上とか、下しか関
係ありません。 パッチ・アダムスだけでなく、病気で入院している子供達、大人達
からも 人間の存在感というものを心を動かされました。 こんな自分でも、一人で
も多くの人のお役立ちになりたい。 そんな気持ちで、映画館を後にしました。 大
いなる、むせび泣く心の感動とともに・・・。

セントラル・ステーション

 この映画も最後に見事に泣いたのですが、 それが何となく、内面から沸き上がる
ような感動で、 泣く際の口の開き方がちょっと違うのです。 (といっても、よく
わからないと思うのですが) で、そんな変な口の開き方で泣いている自分を振り返
り、 実は、娘のみいなが泣くときの口の開き方と一緒であることに気が付きました。
そんな親バカはどうでもいいのですが、 この映画の一番の感想は、人に対して、い
いことができる 人生を送りたいということ。

 この映画を見ながら、何で生まれてきたのだろう。 自分は何故、日本人として生
まれてきたのだろうと 心の中で、つぶやいていました。 でも、考えるのはよそう。
いつか、絶対に死ぬのだろうから、その前に一人でも二人でも 人のためになること
をしようと思いました。

グッドナイト・ムーン

 静かな感動を味わえる作品です。 普通、映画って、最後のクライマックスで涙を
誘うものですが、 この映画って、半ばから、劇場ですすり泣く声がいたるところで、
聞こえていました。 多感な子供達との愛情の葛藤、 でも、最後にはちゃんと愛は
勝つことを表現しています。

 家族にとって、本当に大事なもの、 そして、死は決してはるかかなたにあるもの
ではないこと、 だからこそ、愛情を持って回りの人に接することの尊さ、 当たり
前かもしれませんが、ちょっと忘れかけていることを 思い出させてくれるような味
わい深い作品でした。

プラクティカル・マジック

 サンドラ・ブロック、ニコール・キッドマンの両美人が 登場するということで、
見に行きました。 まあまあという感じです。 でも、恋する女性はマジックを持っ
ているという感覚はわかります。 女性だけでなく、男性もきっとマジックを持って
います。

 本当の相手を見つけるために、 本当の相手を獲得するために、 恋をゲットする
ために、 みんなマジックの練習を積まれたらと思います。

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