HIROSHIMA NET MAGAZINE 6/16
ラブ&ポップ
原作村上龍、監督はエヴァンゲリオンの庵野秀明、 そして、扱う題材は援助交際
という問題作。 どうしようかなと迷いましたが、無理して行った甲斐がありました。
最初は、ほとんどついていくことができず、途中からストーリーが始まって、 ラス
トに、庵野監督の援助交際世代に対するメッセージを伝え、 エンディングの歌に、
希望を馳せるという構成になっています。 村上龍も、庵野秀明監督も実はとっても
優しい人間だと思います。
伝えたい思いは、目的を持って生きて欲しいことと、 たとえひとりぼっちに思え
ても、きっとあなたを愛する人がいるから、 粗末な生き方だけはしてもらいたくな
いということ。 見終わった後の感想としては、優しくて元気のでる映画だというこ
と。 特に、エンディングは、胸がいっぱいになりました。 そして、とってもかっ
こいいです。 援助交際云々という次元を超えて、 人から大事にされているという
感覚、愛されているという感覚を 大事にすべきだということだと思います。
5月30日から6月5日まで、広島ルーブルで上映されていました。
PARFECT BLUE
水準の高さは認めますが、こういった映画を撮るところも意味がよくわかってい
ないのです。 リング/らせんも、かなり作品的に優れていると思いますが、 でも、
こういう映画を通して、私達は何を感じ、何を考えたらいいのだろうと悩みます。
もっとも、そんなに映画自体に意味を持たせる必要もないとは 一方では思いま
すが。 でも、あのあけらかんとしたアイドルの歌は嫌いではありませんので、
PARFECT BLUEの主題歌は好きです。
サロンシネマで5日まで上映されていました。
BLUSE BROTHERS 2000
いいですよね。 「ミュージックは命」だというメッセージ、 だとしたら、私に
とっての命って、なんだろう。 やっぱり、「メディア」なんだと思います。 往年
の音楽ファンを対象にしているきらいはありますが、 音楽って、本当に楽しいし、
それが日々の糧になっている人も沢山存在しています。
日々の糧って、ワールド.カップを前にして、サッカーをそれにしている人もこ
とも思いだされます。音楽に生きる術を見い出しているのは「ブラス」と同じかも
しれませんね。
この映画自体、娯楽の極みだと思いますが、結構感動しながら、いろんなことを
考えさせられました。私は、個人的にカリビアン・サウンドが好きです。
広島スカラ座で上映中。